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鍼灸治療がヨーロッパに普及した経緯とは

ヨーロッパに鍼灸治療が伝わったのは、江戸時代、日本の長崎にある出島から伝わったとされています。当時の中国や朝鮮は、西洋文化を排除する鎖国制度とっており、中国や朝鮮から伝わったのではありません。ただし、当初の鍼灸治療は、ヨーロッパで誤った考え方として伝わっており、日本人は血を抜くために鍼を利用していると思われていたのです。当時のヨーロッパでは、病気になるのは血が悪いためであり、血を抜く手法が多く行われていました。ヨーロッパに治療が広がったのは、フランスがベトナムを植民地にしていた内容からです。ベトナムでは日本の影響もあり、日本独自の鍼灸治療が存在し、それがフランスに伝わりました。そのため、ヨーロッパで最も鍼灸治療が普及しているのはフランスであり、隣国へと広がっていったのです。フランスの特徴としては、お灸よりも鍼を使うのがメジャーであり、鎮痛目的に利用される場合もあります。イタリアでは、普及そのものが遅れましたが、15年間の間で900万人の患者が受けており、1万5000人ほどの意思が施術の資格を持ち合わせています。

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